蔵の素材 産地再発見 合鴨農法米(完全自然米)

蔵の素材 産地再発見 合鴨農法米(完全自然米) 門藤温三(東広島市福富町)

周囲を山に囲まれた静かな里。
里を流れる吉永屋川は、沼田川の源流でとてもきれい。山の栄養分を含んだ豊かな水を届けてくれます。夏には蛍が舞い、夜空には星がいっぱい。豊かな自然の恵みにあふれた場所で米造りをされています。
門藤さんの米造りへのこだわりは、「自然農法」。「生きた土からでないと、生命力にあふれた作物は育たない」。
森林や川、池の水辺には化学肥料や農薬に頼らずとも植物が繁茂している。そんな自然の循環が自然農法のお手本。自然の循環に沿って、田んぼに返し、土の持つ本来の力を引き出し、生命力にあふれた生きた土で、元気な米を生産されています。
合鴨は、除草、、自然な土造りなどで活躍しています。
しかし、自然農法はたいへん手間がかかるし、収量も少ない為、やる農家はたいへん少ないのが現実です。しかし、努力のかいあって、昨年、「天皇献上米」に選ばれ表彰を受けられました。私も同じ米をいただきましたが、最高においしい。ワンランク上の米でした。
家族4人で米造りをされていますが、とてもみなさん元気でパワーにあふれ、色々おもしろい話も聞けて、楽しい時間を過ごしました。
門藤さんから元気をいただきました。
稲穂が垂れ、もうそろそろ刈り取りです。10月には蔵にも新米が入荷します。楽しみに待っております。