蔵の素材 産地再発見 「ゴトウ酢」 後藤商店-庄原市東城町

『女性2人で造る酢は個性的です』
蔵から高速道路で約2時間、庄原市東城町。昔ながらの古い町並みに商店がたくさん並んでタイムスリップしたような城下町東城。
そんな町に後藤商店があります。創業してから100年以上になります。
「ゴトウ酢」は、中国山地に湧く硬水を使用し、昔のままの発酵蔵にて、一年間寝かせた酒粕(生熊酒造)に創業以来生き続けた種酢(茂四郎菌)を植え付け、約6ヶ月間の自然発酵後に更に一年間寝かせるという古くから守り続けた製法にこだわっています。
しかし、後継者がおらず、立ち上がったのが後藤商店の社長の奥様と従業員の女性2人です。失敗を繰り返し、努力して努力してやっと軌道に乗せたそうです。
すべて手造り、大量生産しない酢は、個性的な味でまろやか。そのままが一番ですが、だしとしょう油で割ってもおいしいです。鯖をしめても最高です。
梅酢、りんご酢、ぶどう酢なども造られていて、ドレッシングなどにいいです。ビンも女性らしいかわいいビンです。
いつまでも「ゴトウ酢」を2人で守り続けてください。応援しております。