蔵の素材 産地再発見 『鯛』 土佐鯛工房 『海援鯛』(高知県須崎市)

-食の安全、安心そして美味しさにこだわった鯛-

広島から高速道路で約3時間30分、こだわりの鯛を求めてひたすら走り続け、やっとの思いでたどり着きました。
湾になっており、波もほとんどなく、回りは山、ところどころにポンカン畑があるくらいです。さすが南国高知、あったかいです。
港から漁船で10分、養殖場に着きました。代表の中平英児さんが笑顔で迎えてくださいました。
養殖場は太平洋からの潮流によるプランクトンと回りの山々からのミネラルで自然豊かな海で、海援鯛は育っております。
そして、こだわりの海援鯛は目の前を元気に泳いでおります。とってもきれいな色をしています。通常の養殖場より、網を深く、広くして鯛の数も少なくしてあるので、深く泳いで、日焼けしにくいため色がきれいなピンク色になるそうです。雑魚から育て、エサを与えず、ゆっくりと育てるので、味も良くなります。
更にエサは、海を汚さないように開発された特別なエサです。天然の物だけで造っているそうです。
量より質にこだわり、いけすには通常の6~7割に減らし、鯛が泳ぐスペースを確保して、ストレスを減らして健康に育てています。海援鯛は、経験豊かな魚作りの名人が「技術」と「愛情」で育てます。
だから、美味しい。これからもこだわりの海援鯛、育て続けてください。

土佐鯛工房 http://www.kaien-tai.com/