蔵の産地再発見 「島根県隠岐の島」

隠岐の島は、昨年「ジオパーク」としてユネスコにより世界認定されました。科学的に見て重要で美しい地質である特に隠岐西ノ島町は自然が厳しく、国賀海岸は高い木がなく草原が広がり、断崖絶壁、馬、牛が放牧され、夏は緑のジュータンが美しい。
蔵より山陽道・松江線で島根県七類港まで約3時間30分、七類港より大型フェリーで約2時間、この日はあいにくの悪天候、フェリーは天候回復待ち。朝5時に蔵を出発、隠岐の島海士町着15時。荒波でフェリーは波をかぶりながらの大揺れ、最悪の航海でした。海士(あま)町のキャッチフレーズは「ないものはない」自然は豊かで食材はとても豊富。それと島全体が6次産業化されています。雇用が生まれ、過疎の島は今、人口は増えています。
岩がき、いか、さざえ、あわび、松葉ガニ、ひらめ、おこぜ、のり、もずく、あらめなど海産物は日本海の荒波と大自然で育ち、食感と旨味は最高です。農産物では、広島の大崎上島より栽培技術を受けた「みかん」甘酸っぱいみかん、瀬戸内産と違い、たくましいみかんです。島育ちの米で仕込んだ日本酒はさっぱり辛口。試飲会では、海士副町長、島根県広島事務所所長も参加。特に、岩がき、白いかは最高においしかったです。
蔵では毎月、隠岐の島より、素材を仕入れております。ぜひ蔵で大自然、隠岐の島を御賞味ください。