陶板と鉄のオブジェ(店主自作)(2008.01)

店主自作の「陶板と鉄(ドラム缶のフタ)のオブジェ」です。店に飾る予定です。

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(2007.12)


-- エコ、そして思い出がたくさんある蔵を壊してはならない。 --

築130年の歴史。太い梁と白い壁。その時代を生きた年輪があります。
ボロボロだった蔵を職人の手によって再生。
古い物を簡単に壊してしまう、今の時代、古い物には人間らしいあたたかさがあります。
また、再利用という『エコ』。環境にもやさしいのです。
古い物を大切に。私の思いのつまった蔵です。

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古いガラス(2007.11)

築80年の解体される家に行っていただいてきました。今では手に入りにくい職人が1枚1枚作ったガラスです。もみじ、つばきの部屋に入口にあります。コチラで確認できます。

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時計(2007.10)

    今月の逸品紹介は玄関から入って正面廊下の突き当たりに掛けてある時計です。(こちらで確認できます
お店をつくるために古い蔵を改修していたとき、蔵から出てきた古い時計です。
止まっていたので、あきらめていましたが、あるとき、時計マニアのお客様が来店され、いくら古くても修理する、
「他店で修理不能となった時計やあきらめていた時計などが復活!」というお店を紹介してくれました。
広島でも1店しかない、『時計修理専門』、その名も「テクニカルセンター」というところで修理してもらいました。
「そこらへんの時計屋ではまず、直せない」という、すご腕の店主さんが、時間をかけて(約1ヶ月)、丁寧に修理してくれ、見事復活をしました。
修理完了後は、わざわざ持ってきてくれました。
それには理由があって、へたに素人が移動させると、また止まるそうなので、持ってきてくれたとのこと!
動力は、ねじを巻きます。(3日に1回くらい)
これも慎重に巻かないと、こわれます!
スタッフの一人が、注意深く、(おそるおそる?)、ねじを巻いています。
   

庭(長門造園)(2007.9)

この道37年の経験が産んだ庭が、築120年の蔵をよみがえらせ、引き立ててくれました。
長門造園の長門秀文さんは若手の育成にも力を入れ、「地域社会への貢献、恩返しを」と活躍されています。

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鉄と陶器のオブジェ(2007.8)

今月の逸品紹介は鉄の工芸家-光村 勉さんと、陶芸家-森川容子さん合作のオブジェのご紹介です。
お二人の作品のご紹介は、過去のHP上にも掲載しています。
光村 勉さん
森川容子さん
2人部屋個室「雪乃」の壁面に飾ってあります。
   

鉄の台(2007.7)



    今月の逸品紹介は鉄の工芸家 光村 勉さんの作品です。
(用途は特に限定されない台ですが、蔵では、トイレの中で、つまようじを置く台に使用しています。)

鍛鉄(ロートアイアン)によるオリジナル・インテリア・エクステリアを制作している「三津屋」を主宰される光村さんは、
著名な父 光村孝治さんの跡を継ぐご子息です。

他に2人部屋個室「雪乃」の壁面に光村さんの作品を飾っています。
   

蔵の看板(2007.6)

    今月の逸品紹介は蔵の看板です。
トールペインティング教室 「 Joy Room 」 を主宰されている、小田和枝さんに作ってもらいました。

どこにかかっているか、ご来店時に探してみてください。
   

蔵の椅子(2007.5)

    蔵の椅子をご紹介します。
座敷以外の部屋の椅子はすべてのこのイタリア製の椅子を使っています。

■原産地 : イタリア
■皮革 : 天然皮革 イタリア製の柔軟な最上質の天然皮革を使用しています。革本来の繊細な銀面模様の特徴を生かすような染料(顔料を含まない、主としてアニリン染料)と、透明感のある仕上げ財(バインダー)で仕上げた革です。
■フレーム : 圧成型されたマグネシウムフレームを使用しています。

一度でも蔵でこの椅子に座ったことのある方は、どっしりとした安定感があり、しっかりと体をホールドしてくれ、しっとりとなじむ革の肌触りに、座りごこちの良さを感じられたと思います。
お料理を楽しむのに、座りごこちの悪い椅子であったら、気になってその味を楽しむことができません。
蔵はお料理を楽しむ環境にも配慮して、常に最高の状態で、お召し上がっていただきたいと思っています。
   

煤竹の箸(2007.4)

    「煤竹」(すすたけ)の箸です。
煤竹とは、百年以上経った昔の古竹で、藁葺きの古い民家の骨組みなどに使用されていた竹のことです。長年の経過や囲炉裏のススで茶褐色になった竹です。そのため、すすけ具合が場所によって微妙に異なります。燻された古竹ですので、カビがつきにくい、腐りにくいなどが利点です。貴重な竹材ですので茶道具などの高級品にも用いられます。
竹は縦に繊維がたくさんある為、縦方向にはよくしなり丈夫です。だから究極に細い箸は竹ならではです。
細いので、つかんだ食材の感触が手に良く伝わり、料理を手の感触でも味わえます。
一度この細さを使うとやみつきになるお箸です。

がんこな竹職人が材料にこだわり、竹の特性を最大限に生かして、究極に細くしなやかに一膳一膳ていねいに仕上げます。
すす竹は手に入りにくく、頼んでいる職人さんも次回はいつ作ってくれるかわかりません。ですから、このお箸は、常連のお客様にしかお出ししておりません。 「お持ち帰り」?されると、本当に困りますので、、、
常連になっていただけると、このお箸で召し上がっていただけます!