山本幸子さん(喜分や・広島市美鈴が丘) (2007.12)

私の通っている陶芸教室の大先輩。
私の作品の原点ともいえる方です。作品はろくろは回さず、すべて手びねり。「土」の特性を生かしたダイナミックな作品が多いです。また自宅で古布をメインとしたお店「喜分や」をやっておられ、センスの良さが光ります。古民具、器なども扱っていて当店のインテリアのアドバイスもいただいています。明るい笑顔の山本さんが迎えてくれる「喜分や」。ぜひ出かけてみては。
『喜分や』
山本幸子さんが週に二日、古い着物で作り直した洋服や自作の陶器、アクセサリーなどを、自宅一階で売る。
 陶芸教室に通う山本さんの作品をほしいという友人が増え、和室に数点並べたのは四年前。骨とう品も好きで、古い家具や小物も含め今では玄関やリビングにまで商品が並ぶ。
 リビングは照明に竹のかごをかぶせ、びょうぶ、のれんなどで和風にアレンジ。自分でデザインしたワンピースやコート、ろくろを使わずに作った素朴な味わいの花器や平皿などを置いている。
 山本さんは「くつろいでもらえればうれしい」。訪れた人には、コーヒーを振る舞う。

器(タムラセージさん 作) (2007.11)

器に遊びを取り入れた、個性派作家です。ダイナミックな物から、何ヶ月もかけて仕上げる繊細な物まで幅広い作品があります。
HP http://lassage.com/
タムラセージさんの経歴
1966年 広島生まれ
1992年 九州大学大学院工学研究科電気工学専攻修了
1999年 個展「ソーセージ展」 in DEF
2000年 個展「アメフラーシ展」 in ギャラリーナカガワ
2001年 エネルギー賞展 入選
2002年 個展「INAGE展」 in ギャラリーDADA
2003年 33th ながさき陶磁展 入選 / 13th 陶芸美術館抹茶茶碗コンテスト 奨励賞
2004年 個展「SLIDER」 in 福屋広島駅前ギャラリークリエイト
2005年 35th ながさき陶磁展 入賞 / 個展「lassage !」 in 福屋広島駅前ギャラリークリエイト
 
コーヒーカップ
 
  花器

器(福澤洋子先生 作) (2007.10)

福澤洋子さんの作品です。個性的な急須などの作品が多く、陶芸の他、盆栽もされます。
安佐北区安佐町、後山工房にて作陶されています。
HP「ふくぷく」

http://www.shift1.org/fukupuku/

■■ 福澤洋子さんの経歴 ■■
1993年 比治山女子短期大学 デザインコース陶芸 卒業
1993年~1994年 比治山女子短期大学 陶芸研究生
1994年~1996年 比治山短期大学 美術科 陶芸研究室(天水窯)にて作陶
1996年~現在 後山窯にて作陶
2001年 広島にて作陶(~現在)

■■ 主な作品展 ■■
1997年~2002年 第1回~第5回 彩彩展(福山市・天満屋福山店)
2000年 二人展(広島市中区・LIP ポケットギャラリー)
1997年~ 土もの展(廿日市市・魅惑の里ギャラリー)

器(福重智子先生 作) (2007.9)

福重智子さんの作品です。美しく女性らしい器です。陶器も磁器も焼かれます。特別注文にも応えていただける万能陶芸家です。
福重智子さんの経歴
1970年 広島生まれ
1994年 広島芸術専門学校卒業
1997年 愛知県立窯業高等技術専門校終了
      「使ってみたい北の菓子器展」入選
1998年 瀬戸の窯元にて修行(~2000年)
2001年 広島にて作陶(~現在)
      「陶芸財団展」 2年連続入賞
      名古屋・岐阜・大阪・東京などでグループ展
      東京・宮崎・広島にて個展

皿(髙木文代先生 作) / 穴窯(窯焚き) (2007.8)

私の陶芸の先生 「ボンジュール陶芸研究所」を主宰する、髙木 文代先生の作品です。 髙木先生は、奈良市在住の陶芸家 松元洋一氏に師事され、1997年に築窯。陶芸教室を主宰され、年数回個展も開かれています。 8月初旬、窯焚きをされました。

真山窯 (2007.7)

今月の器は「真山窯」をご紹介します。

『 焼物の里 末田で生まれ育ち いつ頃からか 作陶の楽しさ 喜び 厳しさを知り そのうち夢中になりました
真山窯の造る陶器を皆様に視てもらい 楽しみながら使っていただけたら・・・ と思いながら 
土を練り 形を造り 祈りながら窯を焚き 雑草の様な陶器が 生まれてきます 』

陶工 田中孝志

西川孝次さんのグラス (2007.6)

今月の器は、ガラス作家、西川孝次さんのグラスをご紹介します。
丈夫で軽く、口あたりも良いグラスです。
西川さんは、広島県三原市と沖縄に工房を持ち、全国で個展を開かれておられます。
毎年開かれている福屋での個展も今年で17回を数えました。
やわらかな光をたたえる作品は、手作りのぬくもりと清涼感があり、こころ潤す魅力にあふれています。
「高熱のガラスの瞬間的な変化の中から機敏な動作、リズム感あるバランス感覚により生み出される造形ガラス。日常の暮らしの中で使える、よりあたたかな硝子づくりに励んでいます」(西川さん談)
飾りものではなく、「日常の暮らしの中で使える」ガラス食器を黙々と作られています。
夏の間は毎年、沖縄の工房で仕事をされています。青い海を渡る風と共に暮らし、あたたかさと清涼感あふれる作品が生まれます。
 

皿(森川容子 作) / 皿(森川容子 作) (2007.5)

今月の器は、私の通っている陶芸教室の講師である、森川容子さんの皿をご紹介します。
森川さんは、湯来の工房「野草庵」で陶芸のほかに、畑を作ったり、盆栽、山野草を自分の造った器に植え込んだりと、自然派の陶芸家の方です。
器は、『女性的ダイナミック』。個性的で、かわいい。
蔵の器、山野草盆栽は、森川さんの物が多く使われています。
森川容子さんの経歴
1993 : 比治山大学 短期大学部 美術科 染織コース卒業
1993-96 : 同大学 陶芸研究生
1996-2002 : 安佐北区安佐町後山 濱本桂三後山工房にて作陶
現在 : 佐伯区湯来町 野草庵にて作陶

皿(髙木文代先生 作) / 皿(髙木文代先生 作) (2007.4)

私の陶芸の先生 「ボンジュール陶芸研究所」を主宰する、髙木 文代先生の作品です。
髙木先生は、奈良市在住の陶芸家 松元洋一氏に師事され、1997年に築窯。陶芸教室を主宰され、年数回個展も開かれています。
「氣」も学ばれており、心と身体をひとつにして土の「氣」を感じ、炎の「氣」に触れ、「作陶で得られる幸福感や精神的な安定を、器を通じて使う人に伝えたい」という想いは、料理にも通じるところがあります。

小鉢(自作) / 皿 (自作) (2007.3)