蔵 栄養士 ひらおかまりの栄養満点-「味噌」

『味噌』

味噌は、日本人の食生活にとって、古くから重要な食品でした。
味噌の原形は中国の穀醤(こくびしお)ですが、我が国では、1400年程前に未醤(みしょう)と称する大豆発酵食品があり、これが後に各地で改良され多種多様の味噌になりました。
味噌は大豆・麹・食塩を混ぜ合わせ発酵させたもので、『医者いらず』と呼ばれる程、健康効果の高い食品なのです。
主原料の大豆そのものが、良質たんぱく質やビタミン、ミネラルに富んでいるのに、そこに発酵という微生物の働きが加わる事によって、栄養分は消化吸収しやすい組織に分解され、栄養価もさらに高まります。
そして、大豆に含まれるイソフラボンは、体内で女性ホルモンと同じ様な働きをするので、更年期障害の症状軽減に効果的です。骨粗しょう症の予防や美肌効果もあるとして近年注文されています。
味噌についての様々な研究の結果、代表的な効果として、がん、高血圧、脳卒中、糖尿病、脂肪肝、ボケ予防効果、コレステロール抑制、消化促進などがあります。このように健康食品である味噌でも、塩分は少し気になりますよね。その場合は、カリウムや食物繊維を含む食材と一緒に摂ったら良いでしょう。これらは、塩分が体内に留まるのを防ぐ作用があります。味噌汁にわかめを入れるのには、意味があったのですね。

今月は、もみじ豚の蕗味噌焼きと味噌汁で登場します。

味噌 10g (味噌汁一杯分)当り ビタミンE-0.1mg カルシウム-13mg 鉄分-0.4mg