蔵 栄養士 ひらおかまりの栄養満点-「さやえんどう」

『さやえんどう』

さやえんどうは、えんどう豆を若採りし、さやごと食べる緑黄色野菜です。
さやえんどうの品種には、キヌサヤエンドウやオランダサヤエンドウ、スナップエンドウ、ウスイエンドウなどがあります。また、実を食べるグリーンピースもサヤエンドウの仲間です。
さやえんどうは、ビタミンCを多く含みます。ビタミンCは、免疫力をアップさせ風邪を予防するだけでなく、コラーゲン生成を助ける美容作用があり、特にこれからの季節、紫外線でやけた肌トラブルの改善にも役立ちます。
また、さやえんどうは他の栄養素も豊富でβ(ベータ)カロチンやビタミンB1、リジンなどのアミノ酸もたくさん含まれています。リジンは、体の成長を助け、肌などの組織細胞を整える働きがあります。
さやえんどうを料理のさし色程度に食べるだけでなく、炒め物や和え物にしてしっかりと食べれば、様々な美容効果も期待できます。
さやえんどうは、春から夏にかけてのまさに今が旬の食材です。蔵では、自家栽培のキヌサヤエンドウと契約農家から直売のスナップエンドウを5月のメニューに取り入れています。