蔵 栄養士 ひらおかまりの栄養満点-「ちりめんじゃこ」

『ちりめんじゃこ』

ちりめんじゃこは、イワシ類(カタクチイワシ、ウルメイワシ、シロウオなど)の仔稚魚を塩水で煮たあと、天日などで干した食品です。
じゃこを平らに広げて干した様子が織物のちりめん(縮緬)を広げたように見えるところからこの名が付いたと言われています。
ちりめんじゃこは、骨ごと食べることができるので、カルシウムが豊富に含まれています。また、ちりめんじゃこを天日干しすることにより、さらにビタミンDが合成されて、カルシウムの吸収を促進します。カルシウムの吸収率を良くする栄養素はビタミンD以外にCもあります。また、お酢も効果的です。ですから、ちりめんじゃこと合わせて、大根おろしやレモン汁、ポン酢を一緒に摂取することは大変合理的なのです。
蔵でも、今月のコース料理の始めに愛媛県産天日干し高級ちりめんじゃこを特選素材としてお出ししております。